ハウスクリーニングで独立しようとされる方は、まず「ちゃんと売り上げが取れるのか?」
このことが、最も心配になるということは想像できると思います。
ハウスクリーニングという仕事は、清掃業ですから、清掃するとまたいつか汚れ、そして清掃のニーズが生まれるというサイクルが必ずあります。
また、様々な業界で人手不足が叫ばれる中、この不動産賃貸ビジネスにおいても、人手不足の問題は例外ではありません。
ですから、きちんとした戦略を持って、やるべきことをやっていけば、必ず売り上げを作ることができます。
プロ技塾では、新規の顧客の紹介はサービスに含まれておりませんが、新規の顧客の開拓方法については、きちんとお伝えさせていただきますし、
困ったときのラインやメールでのサポートも実施しておりますので、あまり必要以上に心配されずに、その方法とコツ、ポイントをしっかりとおさえて
楽しく営業活動をしていってほしいと思います。
楽しくと書きましたが・・・
高い加盟金や広告費、ロイヤリティなどを払って顧客を紹介してもらうフランチャイズと違って、1件でも開拓できれば、それは100%あなたの売上です。
開拓すればするほど、あなたの売上は顧客数に比例する形で向上していきます。
あなたの評判が良ければ、お客様があなたにお客様を紹介してくれることもあるでしょう。考えただけでも楽しくないですか?!
紹介してくれるお客様のお仕事をただこなすのと、自分で開拓したお客様が徐々に増えて、売り上げもどんどん増えていく・・・楽しいに決まっていますよね!
プロ技塾の動画内でも解説していますが、ここでは空室クリーニングの顧客について、少しご説明したいと思います。
■空室クリーニングの顧客とは?
まず、空室クリーニングの顧客とはどのような方がいるのでしょうか?大きく分類すると次の4つになると思います。
①賃貸物件管理会社
②物件オーナー
③原状回復業者
④工務店、建設会社(新築・改築、リノベーション、リフォーム会社)
①は、よくアパートやマンションの塀や壁面、掲示板などの記載がある不動産屋さんが管理会社であることがほとんどです。主にその物件建物の管理をしていて、その業務は会社によっても異なりますが、入居者が賃貸の解約を申し出ると、オーナーに代わり、退去立会いや敷金精算、原状回復工事の手配や客付け、次の入居の契約まで代行していたりします。
②は、その物件を所有するオーナーです。①のように管理会社にお任せすれば、オーナーは非常に楽ですが、当然、管理費を払わなければならず、不動産収入で得られる利益を圧迫してしまうのも実際問題としてあります。そのため、物件を自主管理して、オーナー自ら原状回復を手配している場合がこちらに当たります。
③は私のような原状回復業者です。入居者が退去後、①の管理会社、もしくは②のオーナーからの依頼を受けて、現地調査し原状回復工事の手配をして、工事手配、施工管理を行います。個人でやっているところも会社単位でやっているところもありますが、基本個人事業主や小規模な会社が大半です。
④は、不動産の建築工事を専門として行っている工務店などです。施工が完了した工事現場の木くずや粉じんなどをきれいに清掃し、施工会社がオーナーに引き渡す最後の仕上げを任されます。
それぞれ、顧客の違いによって、依頼される内容や単価の違いなど特徴がありますが、自分に合った取引先を少しづつ開拓し、次は必ずリピート受注できるようにしていくことが重要です。
リピート受注に関しては、「ハウスクリーニング業の営業方法」でも述べましたので、まだお読みでない方は、是非読んでみてください。
■営業方法とは?
上記で述べた顧客へアプローチして、まずは試しにお仕事をやらせてもらうことになると思います。
そのためには、次の物を事前に準備し用意しておくといいでしょう。
A)ハウスクリーニング単価表
B)営業ツール(レジュメ)
C)営業範囲
D)連絡先・連絡ツール (名刺、メールアドレス、LINE ID)
A)は、空室ハウスクリーニングでよく必要とされる項目(部屋の間取りや㎡数別の作業単価料金、清掃箇所別の追加料金等)が必要です。どのようなものを掲載したらいいのかは、アドバイスできますので、是非お気軽にお問い合わせください。
B)初めての営業の場合は、上記A)のみですと、「高い」と言われ叩かれてしまいます。単価だけではない、自社の強みやメリットなどをしっかりと伝えて付加価値を持たせることが重要です。ツールの作り方や付加価値の付け方についても、ご興味ある方はぜひお問合せください。
C)自分が営業できる範囲を自分でしっかりと線引きしておくことが大切です。遠方の場合などは多少の手当てや出張費などもいただき営業するなどもあらかじめ考えておくことが重要です。
D)名刺は重要です。いざ、仕事を依頼したいと思った時に連絡先が分からないでは、大きな機会損失です。必ず名刺とメールアドレス、LINE IDは相手が後で探してもわかるように準備していきましょう。
上記が準備できましたら、まずは顧客アタックリストを自分で作成してみましょう。①~④各項目20-50社くらいリストを作って、いろいろな形でアプローチしていきます。プロ技塾の会員になられた方には、新規の営業方法についても、アドバイスさせていただきます!
さあ、未来志向で、明るく前向きに頑張っていきましょう!皆様のお申し込みをお待ちしております!!!