資格や免許もいらないハウスクリーニングの仕事。
本当に簡単に始められるのでしょうか?
また、どのような人が向いているお仕事なんでしょうか?
そもそも向き不向きがあるのでしょうか?

自分は何に向いているのか?
お仕事は、人生のかなりの時間を費やします。そのため、その人の性格や目指している方向性が合っていないお仕事を続けることはかなりのストレスになり、本人にとっても会社にとっても、よくありません。
では、「自分はいったい、どういう性分で何が向いているのだろうか?」 これがなかなか意外とわかりそうでわからない、そう簡単には答えが出てくるものではないと思われます。
なぜなら、自分のことは、なかなか客観的には見ることが難しいからです。 「人はそう簡単には変わらない」という言葉があります。一方で、「昔は明るく元気だった自分だが、最近は人前に出ることもはばかられる」そんな人もいることと思います。
人は置かれる立場や環境で委縮してしまったり、本来の自分ではない自分を演じていたりすることがあります。
では、どのように自己を分析したらよいのでしょうか?
簡単かつ、意外な発見ができる自己分析のやり方
ここで一つ私から簡単で効果的な自己分析の方法をアドバイスをさせていただきます。
A)まずはじめに、子供のころから自分が取り組んできたこと、すぐにやめてしまったこと、つまらないと思ったこと、楽しいと思ったこと、長く続けられたことなどをできるだけ細かく1年1年思い出しながら、書き出してみてください。
B)次に、その書き出した内容を詳しく思い出しながら「なぜ始めたのか」「何が楽しかったのか」「どうして続けられたのか」、「なぜやめたのか」「何が嫌だったのか」など、自分の書き出した内容の本質を意識しながら、分析してみてください。
C)最後に、B)の書き出した内容の本質の共通点がないか、書き出してみましょう。プラス面でもマイナス面でも共通するものがあれば、それがあなたの一番気持ちのよいこと、わくわくすることであり、向いていないことでもあるはずです。ここで大事なことは、物事の本質をしっかりと分析することです。
例えば私の場合、
イ)子供のころから15年続けた書道:続いた理由は、真っ白な紙に自分の思う位置に自分の思う筆圧、スピード、筆運びで黒い文字を書いていく緊張感、二度と同じものは作れないクリエイティブ感に惹かれたこと。
→何もないところに自分が思うように形にしていくことに興味を持つ性質
ロ)すぐにやめた習い事:そろばん。同じことの繰り返しで全く面白いと思えなかった。
→やり方が決まっていて、それを継続して上達していくというものには興味が持てない性質
という感じになります。
試しに一度やってみることをお勧めします。どんな自分が見えてくるでしょうか?
ハウスクリーニングの仕事の性質とその性質にあった性格

ハウスクリーニングの仕事は、「ハウスクリーニングは達成感ややりがいを実感しやすい仕事」でも述べました通り、達成感ややりがいがある仕事です。そして技術の向上をグングン目に見える形で実感できる仕事でもあります。ではどんな人に向いているのでしょうか?
少し長くなりますが、私見も含め、次にハウスクリーニングの仕事が向いていると思う性質とその理由を書きたいと思います。
A)努力することをいとわない人
→ハウスクリーニングは日々技術向上していくことがマストな仕事です。この仕事を継続していくモチベーションの一つになっていると言っても過言ではありません。
B)嘘をついたり、ごまかしたりするよりもまじめにやることが好きな人
→売り上げのためにする営業トークや、その場をごまかすような資料作成よりも、コツコツと作業することで評価される仕事が単純に好きという人が向いていると思います。
C)時間やルールに縛られることが嫌いな人
→「毎日決まった時間に出勤」「こうしなければならない」というルール通りに動くよりも、自分のペースで仕事をしたり、自分で今日の作業の手順を組み立てたいと思える人が向いています。
D)自分で考えてよりいい方法を考えたり工夫したり、チャレンジすることが好きな人
→「これはこうだからこの方法でやる」と決めつけて毎日同じことをするよりも、「自分なりにいろいろ試して、よりいい方法を見つけてみたい」と思える人が向いています。
E)素直に人の意見に耳を傾けることができる人
→時には自分が納得できた仕事に不備があり、顧客からやり直しを求められることがあります。その時に、嫌な顔をするのではなく、自分のどこに落ち度があったのか、同じようなことを起こさないために、どうすればよかったのか、考えられる人が向いています。
F)大勢のチームで仕事をするよりも1人や数名の少人数で仕事をするのが好きな人
→実際は1人で作業することが多いと思います。他人に気を遣ったりするのが苦手な人は向いていると思います。
まとめ

長くなりましたが、「ハウスクリーニングに向いている人の性質」、いかがでしたでしょうか?
これらは、すべて当てはまらなくてもいいと思います。1つでも2つでも当てはまることがあれば、きっと気持ちよくストレスなく、楽しく働くことができると思います。ストレスなく働けることがどんなに楽しく価値のあることか、これは人生の選択肢の中でもとても大事なことではないでしょうか。
自分が「気持ちよい、頑張った、うまくやれた!」と思える仕事が、人から評価されたり、感謝され、自身の収入につながる喜び。
今の仕事がどうもしっくりこないと思っていらっしゃる方、ハウスクリーニングの仕事を通じて自己を磨き、仕事のやりがいを感じながら、ステップアップしてみませんか?